パウル・グルダのピアノ演奏会

・夜はパウル・グルダのピアノ演奏会。フィードリッヒ・グルダの息子。どんな曲目か全く知らないで行ったら、モーツァルトのソナタを挟みつつ、お父さんの作品を演奏。お父さんはジャズにも造詣が深く、ジャズのライブハウスにも出演契約をしていたとか。
・演奏は大変な熱演。モーツァルトはスピードが速い。でも正確。タッチは深く強い。しかも繊細なところはすごい緊張感。音楽の流れも緩急自在。何でかなと思ったら、次のF.グルダの曲を聞いて納得。ジャズ風の演奏とも共通するところがある。初めて聞いた曲ばかりだけれど、どの曲も深みがあり、すごく音が厚い。またとっても楽しい。聞いているとピアノだけじゃなくてベースとかも聞こえてくるみたい。弾いている本人もくねくねうねうねとして、また時折ペダルを踏んでいる右足のカツッという音がいいタイミングで聞こえたり、揃えていたはずの左足が熱が入るにつれ椅子の下に入ってきたり。椅子が倒れてしまうのかと思う位。本人も唄いながらの熱演。前半の最後になんと、ピアノの低音の弦が切れるというアクシデントまで。こんな椿事は初めてだけれど、それまでの演奏でお客さんもテンションが上がり、笑いも出ていた。ベーゼンドルファーの調律師さんは焦ったことでしょう。ママはそれを演出かと思ったらしい。いくらなんでもね…。
・とても満足度の高い演奏会だった。終演後の恒例のサイン会も今までで一番の人の並び。気さくで気取らない人柄がよく出ていたと思う。

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